「風邪ひいてる?」おじさんのようなタバコ声(ガラガラ声)に悩んだ私が、禁煙して声の調子が整うまでの記録

※本記事は個人の体験談であり、医学的な効果効能を保証するものではありません。具体的な治療については必ず医師にご相談ください。

久しぶりに彼と電話で話した夜。 「もしもし」と第一声を発した瞬間、彼から心配そうな声が返ってきました。

「あれ、なんか声ガラガラじゃない? 風邪ひいた?」

「ううん、ちょっと乾燥してるだけかも! 大丈夫だよ」 明るく取り繕いながら、心の中では冷や汗が止まりませんでした。 風邪なんかじゃありません。それは、私が毎日コソコソと吸い続けているタバコが原因の、いわゆる「タバコ声(酒焼け声)」です。

昔はもっと高くて、通る声だったはずなのに。 最近は朝起きると喉がイガイガして、話すたびに声がかすれる。カラオケに行っても、昔歌えていた高音の曲が全く出ず、まるでおじさんのようなドスを効かせた低い声しか出ない。 ふと録音された自分の声を聞いた時、「え、私ってこんな可愛くない声で喋ってたの?」と絶望で泣きそうになりました。

あなたも今、自分の「ガラガラに濁った声」にコンプレックスを抱き、「このまま一生、おばさんみたいな声になっちゃうの?」と怯えていませんか?

タバコを隠して「清楚な女性」を演じようとしても、声帯から発せられる「ヤニの痕跡」は、香水やメイクでは隠しきれないことがあります。 この記事では、のど飴やマッサージではなかなか変わらなかったガラガラ声の私が、禁煙して声の調子が整ってきた実体験をお話しします。 彼に「可愛い声だね」と褒められる、嘘のない自分に戻るためのヒントになれば嬉しいです。

目次

なぜタバコを吸うと、女性の声は「おじさん化」してしまうのか?

「煙を吸ってるだけなのに、なんで声まで低くなるの?」 私も最初はそう思っていましたが、声が発せられる「声帯」の仕組みを知ってゾッとしました。タバコは、私たちのデリケートな声帯を、想像以上に痛めつけていると言われています。

1. 煙の「熱」と「化学物質」による慢性的なヤケド

私たちが発声する時、喉の奥にある2枚のヒダ(声帯)が振動しています。 タバコの煙は高温で、しかも有害な化学物質の塊です。それを直接喉の奥に吸い込むということは、デリケートな声帯に毎日アイロンを当てて、軽いヤケド(炎症)を起こさせているようなものだそうです。 炎症を起こして腫れ上がった声帯は、綺麗に振動できなくなり、声がかすれたりガラガラになったりする原因になると言われています。

2. 「声帯のむくみ(ポリープ様声帯)」による低音化

さらに恐ろしいのが、長年の喫煙によって声帯が水ぶくれのようにブヨブヨにむくんでしまう「ポリープ様声帯」という状態です。 声帯が重く分厚くなると、ギターの太い弦のように、低い音しか出なくなってしまいます。 女性なのに「酒焼けしたおじさんのような声」になってしまうのは、この慢性的なむくみが原因の可能性が高いそうです。

3. 乾燥による「潤い」の枯渇

ニコチンやタールの影響で、口内や喉の粘膜から潤いが失われます。 カサカサに乾燥した声帯を無理やりこすり合わせて声を出すため、常に喉にエヘン虫がいるような違和感がつきまとい、咳払いの回数が増えてしまうのです。

はちみつものど飴も無駄だった。私が陥った「ごまかし」の限界

「声が低いのは嫌だ! なんとかして治さなきゃ」 焦った私は、声帯をケアするための「セルフケア(Aルート)」に奔走しました。

  • 高級なマヌカハニーやのど飴を常備: 喉に良いと言われるものを片っ端から舐め、温かいハーブティーを水筒に入れて持ち歩きました。
  • 加湿器のフル稼働: 部屋中を加湿し、寝る時は濡れマスクを着用。
  • 喉のマッサージや発声練習: ネットで調べた「声を高くするストレッチ」を、お風呂の中で毎日実践。

でも、私の場合は、一時的に喉が潤うだけで、ガラガラ声はなかなか変わりませんでした。

それもそのはずです。 夜にどれだけ喉を労っても、次の日の昼休みにタバコを吸って高温の化学物質を喉に流し込めば、せっかくのケアは一瞬で無に帰します。 「火事になっている家に、霧吹きで水をかけている」のと同じ状態でした。

「私、このまま一生、男の人みたいな声で生きていくのかな……」

可愛い服を着て、時間をかけてメイクをしても、口を開いた瞬間に「あ、タバコ吸ってそうだな」とバレてしまう絶望。 大好きな彼に可愛い声で甘えたいのに、声がかすれてしまって可愛げが出ない。

声の老化を食い止めようとする努力は、タバコによる「肌のくすみ(タバコ顔)」を高い美容液でごまかそうとするのと同じくらい、私には虚しい作業に思えました。 私がこの無駄なイタチごっこをやめるために選んだルートについては、以下のまとめ記事で詳しくお話ししています。

>>タバコ顔が気になる人へ。スモーカーズフェイスと禁煙についての私の体験談誰

声帯のデトックス。透き通った声を取り戻す究極のインナーケア

「どんなにのど飴を舐めても、煙で喉に負担をかけている限り、私の声は変わらないのかもしれない」 そう気づいた私は、喉に潤いを与えるのをやめて、「煙で喉に負担をかける行為自体を、やめること」を決意しました。

とはいえ、気合や我慢でイライラして彼に冷たい態度をとってしまっては、声が可愛くなっても意味がありません。 そこで私が頼ったのが、医療のサポートを使った「オンライン診療による禁煙治療」でした。 これが、美意識と「女性らしさ」を取り戻したい私には、合っている方法でした。

1. イライラせずに「炎症の元」を断つ

私の場合は、医師に相談してお薬を使い始めてから、「タバコを吸いたい」という気持ちが以前より落ち着き、タバコを手放すことができました。 無理に我慢しているピリピリ感が減り、声帯へのダメージを減らすことと同時に、精神的なゆとりも持てるようになりました。(個人の体験で、効果や副作用には個人差があります。使うかどうかは必ず医師・薬剤師に確認してください)

2. 通院せずに相談できるオンライン診療

オンライン診療なら、病院の待合室で誰かに会う機会を減らせます。スマホ一つで診察が受けられ、薬を使う場合は、診療先によっては梱包にも配慮してもらえることがあります。(診療の内容やプライバシーの取り扱いは、診療先で確認してください)

3. 戻ってきた「私の本当の声」

治療を始めて数週間が経った頃。 私の場合は、朝起きた時の嫌な喉のイガイガや咳払いが、かなり減りました。(個人の感想で、変化には個人差があります。喉の違和感が長く続くときは、耳鼻咽喉科を受診してください)

そしてある日、ふと歌を口ずさんだ時に気づいたんです。 「あ、昔みたいに高い音が出しやすくなってる……!」

声帯のむくみや炎症が引いたおかげで、低くかすれていた声が、少しずつ元の透明感と高さを取り戻し始めていたのです。 久しぶりに電話で彼と話した時、「なんか今日、声がすごく明るくて元気だね」と言われた時の嬉しさは、言葉になりません。

私がオンライン治療をどのように進めてきたのか、その記録は、こちらのハブ記事に残しています。

>>タバコ顔が気になる人へ。スモーカーズフェイスと禁煙についての私の体験談誰

最後に:あなたの声は、もっと可愛くて、もっと透き通っている

ここまで読んでくださって、ありがとうございます。

「もう年だから、声が低くなるのは仕方ない」と諦めていませんか? あなたのそのハスキーな声は、本来のあなたの声ではありません。タバコの煙という「暴力」によって、悲鳴を上げている声帯のSOSサインです。

人間の体には回復する力があると言われています。 もちろん、長年蓄積されたむくみ(ポリープ様声帯)がひどい場合は耳鼻咽喉科での治療が必要になることもあります。声がれが長く続くときは、早めに受診してください。

今日から、喉に負担をかけるのをやめて、嘘のない、本当に透き通った可愛い声を目指してみませんか? 次に彼に「好き」と伝える時、あなたの魅力が、その声に乗って届くといいですね。

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この記事を書いた人

元ヘビースモーカーのWebライター。10年以上、1日30本のタバコを吸っていましたが、オンライン診療を利用して禁煙できました。医師・薬剤師ではありません。運営者情報はこちら

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