※本記事は個人の体験談であり、医学的な効果効能を保証するものではありません。具体的な治療については必ず医師にご相談ください。
「高級車が買える」なんてレベルじゃなかった
「タバコをやめればベンツが買える」
昔からよく聞くこの言葉、正直「またまた大げさな」と鼻で笑っていました。
「たかが1箱580円だろ? 1日数百円の楽しみすら奪われるのかよ」
そう思って、私は長年、コンビニのレジで小銭を支払い続けてきました。
しかしある日、ふと気まぐれでスマホの電卓を叩いてみたんです。「もし、私が死ぬまで吸い続けたら、総額いくらになるんだろう?」と。
画面に表示された数字を見た瞬間、私は背筋が凍るような感覚に襲われました。
それはベンツどころか、「都内のマンションの頭金」や「老後の資金」が丸ごと消え失せるほどの金額だったからです。
「俺は、こんな大金を灰にしているのか……?」
この記事では、元ヘビースモーカーであり、現在は合理的な資産形成を目指す私が試算した「タバコの真の生涯コスト」について、生々しい数字と共にお話しします。
もしあなたが、「お金が貯まらない」と悩んでいるなら。一度、勇気を出してこの計算と向き合ってみてください。
ステップ1:目に見える「タバコ代」だけの計算
まずは、単純な購入費用の計算です。ここまでは、多くの人が一度はやったことがあるかもしれません。
現在のタバコ価格を1箱580円とし、1日1箱ペースで吸うと仮定します。
- 1日: 580円
- 1ヶ月: 約17,400円
- 1年: 約21万円
ここまでは「まあ、趣味の範囲かな」と思えるかもしれません。しかし、これを「生涯(例えば20歳から80歳までの60年間)」で計算するとどうなるでしょうか。
$$21万円 \times 60年 = \mathbf{1,260万円}$$
なんと、これだけで1,000万円オーバーです。
しかも、これは「今後一切値上げがない」という、あり得ないほど甘い前提での計算です。過去の推移を見れば、今後1箱1,000円時代が来る可能性は十分にあります。それを加味すれば、2,000万円近くになるかもしれません。
これだけでも十分ショッキングですが、私が青ざめたのはここから先です。
ステップ2:見落としがちな「隠れコスト」の正体
私たちが見落としているのは、タバコに付随する「見えない出費」です。これを含めないと、真の損失は見えてきません。
1. 缶コーヒー・清涼菓子代
タバコを吸う時、セットで缶コーヒーを買ったり、口臭ケアのためにフリスクを買ったりしていませんか?
仮に1日150円だとしても、60年間で約320万円になります。
2. 医療費・保険料のリスク
喫煙者は非喫煙者に比べて、病気にかかるリスクが高いと言われています。
ある統計では、喫煙による生涯医療費の増加分や、労働喪失による損失は数百万?1千万円単位にのぼると試算されているそうです。また、民間保険でも「非喫煙者割引」が使えないため、保険料が割高になります。
3. ハウスクリーニング・資産価値の低下
部屋で吸う場合、壁紙の張り替え費用や、賃貸退去時のクリーニング代が高額になることがあります。持ち家や車を売る際も、タバコの臭いがついていると査定額が下がることがあるようです。これが積み重なると、数十万?数百万円の損失になり得ます。
これらをざっくり見積もっても、タバコ代とは別に500万円?1,000万円規模の「隠れ負債」を背負っている可能性があるのです。
ステップ3:最大の損失は「機会損失(複利運用)」
そして、私が最も「痛い」と感じたのが、投資家視点での「機会損失」です。
もし、毎月のタバコ代(約17,400円)をタバコに使わず、年利5%の投資信託(S&P500など)で積み立て運用していたらどうなっていたでしょうか?
金融庁のシミュレーションサイトなどで計算すると、驚愕の結果が出ます。
30年後、元本は約626万円ですが、運用益を含めると約1,400万円になります。
これが40年、50年と続けば、数千万円の資産になっていた可能性があるのです。
私たちは、580円を払っているのではない。
「将来手に入るはずだった数千万円の資産チケット」を、毎日ライターで燃やしている。
そう気づいた時、私はもはやタバコを「嗜好品」として楽しむことができなくなりました。それはただの「資産破壊行為」にしか見えなくなったのです。
>>【実録】私が「機会損失」の恐怖に気づき、節約より効果的だった選択肢
節約術で「コスト」は回収できるか?
この事実に直面した私は、慌てて対策を講じました。いわゆる「セルフケア」によるコスト削減です。
1mgの抵抗
「本数を減らせばいい」「安い銘柄に変えよう」
そう考え、1日10本に制限したり、少し安いキャメルなどに変えたりしました。
しかし、結論から言うと、これは「焼け石に水」でした。
本数を減らすと、1本1本の満足度を上げようとして深く吸い込んでしまい、結局ニコチンへの渇望感が増してしまったのです。ストレスが溜まって仕事の効率が落ち、そのストレス発散のためにコンビニで無駄使いをする。
「節約しているつもりで、精神的なコストと時間を浪費している」
これでは、コスト削減どころか、人生のパフォーマンスを下げているだけでした。自力でのコントロールには限界がある。そう痛感せざるを得ませんでした。
「損切り」としてのプロへの依頼
ビジネスの世界には「損切り」という鉄則があります。
将来の損失が確定的な事業からは、早期に撤退し、傷を浅くする。
私はタバコ事業からの撤退を決意しました。そして、それを最短・最速で成功させるために、「プロの力(禁煙治療)」を導入することにしました。
ここでも私は計算しました。
「治療費は高いのではないか?」
しかし、結果は逆でした。
オンライン診療などの費用を日割り計算すると、タバコ1箱分よりも安いコストで済むケースが多かったのです。
- タバコを吸い続けるコスト: 生涯数千万円(確定損失)
- 治療費: 数ヶ月間の限定的な出費(投資)
どう考えても、後者の方が圧倒的に「安い」のです。
これは医療費というよりも、「生涯で失うはずの数千万円を守るためのセキュリティ費用」だと捉えました。
>>【驚愕】タバコ代より安かった?私のオンライン診療費用公開
あなたの人生の「貸借対照表」を見直そう
今、私はタバコを吸っていません。
浮いた月2万円弱のお金は、そのままつみたてNISAに回っています。スマホの画面で増えていく資産残高を見るのは、タバコの煙を眺めるよりもずっと精神衛生上良いものです。
「生涯コスト」という視点を持つと、今日買う1箱の重みが変わってきませんか?
それは580円ではありません。あなたの未来の資産の一部です。
もしあなたが、合理的に考えて「これ以上、金をドブに捨てたくない」と感じたなら。
今すぐ「損切り」の手続きを始めることをお勧めします。
私が実際に比較検討し、「ここならコストパフォーマンスが良い」と判断したクリニックの情報をまとめておきました。
あなたの資産を守る、賢明な判断の一助になれば幸いです。